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シャントを鍛えるボール運動が簡単です!今日から続けましょう。

この記事は約 10 分で読めます。

シャント運動にはボール運動!

 

ここでは「シャント運動」をいくつか挙げていきます。

運動するための玩具として、100円ショップで気軽に買えるものもありますし、本格的なものならAmazonや楽天で購入してもよいでしょう。

 

まずはシャントを鍛えるボール運動からはじめましょう!

 

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シャントを鍛えるならボール運動がもっとも簡単!

一番簡単なのが、軟式テニスボールやビニールボールを使った運動です。

思い出して欲しいのですが(これからシャント作製手術される方は、そのあとで)シャント手術後はよく、軟式テニスボールやビニールボールで「ニギニギ」するように勧められましたね。

病院側でもまず管理に扱いやすくて、リハビリでも簡単に導入できることから常備されているくらいです。

(20年位、軟式テニスはスポーツ用品店でしか購入できなかったように記憶していますが・・・)。

◇シャントを発達・成長させるための運動法(その1) 『軟式テニスボール・ビニールボールでニギニギ法』

今では100円ショップでも玩具コーナーに行けば置いています(レクリェーションという感じでしょうか、但し軟式テニス用の空気入れは見かけず、お高いです。ビニールボール用はありました)。

 

硬式テニスボールよりかは、軟式テニスボールやビニールボールの方が握りこむことができるので、効果が大きいと言えます。

さすがに握力など大きな筋肉を鍛えるということではなく、シャントの発達させるための簡単な、「登竜門トレーニング」「小さい負荷での繰り返しできる運動」という位置づけととらえてください。

 

◇シャントを発達・成長させるための運動法(その2) 『ハンドグリップで純ニギニギ法』

ハンドグリップの使い方を知らない方っていますか?
使い方は簡単で、ひたすらニギニギするものです。

テニスボール・ビニールボールと同様に100円ショップの玩具コーナーで売られています。

但し100円ショップの場合は、負荷量によって単体で3~4種類あるぐらいです(置いていないショップもあり)。

 

ハンドグリップの選び方ですが、「どのくらいの負荷のある(=握ったときに重さのある)ものを選ぶべきか」ということが大事です。

つまり、

 

「適切な負荷(重さ)を持ったハンドグリップを選びましょう」という事です。

 

健康な人であれば、自分の握力よりも負荷のある(握ったときに重さのある)ハンドグリップを選びますが、例えばシャントを作製した透析者を例に挙げると、負荷のあるハンドグリップを選んでしまってはシャントにとって酷であり、シャントを痛めてしまいます(発達もしていないので下手すれば、壊れてしまうかもしれません)。

 

繰り返しにはなりますが、自分の握力に似合った負荷(重さ)のあるハンドグリップを選んでください。特にメーカーや価格は特に問いません。

ただし、極端に安すぎたりすれば手が痛くなったり、ハンドグリップが壊れたりする可能性もあるので注意してください。

ハンドグリップでニギニギするのに、ウオーミングアップだと思って、何十回も連続してでもできる「軽いもの」であっても十分に構いません。

 

何せウオーミングアップなのですから、「効率」などを求めてはいけません。軽くて良いので幾度かニギニギしてから次段階(レベル)の負荷あるハンドグリップを使っていくとよいわけで。

負荷量に個人差はありますが、連続して10~20回できるくらいの重さ(負荷)で良いでしょう。

Amazonをのぞくと、一つのハンドグリップで負荷(重さ)を自在に変えられるものもあります。

 

「負荷調整式ハンドグリップ(=1つのハンドグリップに段階的に負荷(重さ)を変えられるもの)」というものです。

これは、シャント側の手と一方の手では握力は違いますから、「ハンドグリップを一台で!」というときは購入するのも手でしょう。

 

◇シャントを発達・成長させるための運動法(その3) 『ハンドグリップで逆ニギニギ法』

さきほどのその2.の純ニギニギ法とは違い、ハンドグリッパーを逆さにも握って、また向きを戻して握る、これを繰り返す方法です。

流れとしては、次の1~5になります。

 

1.ウオーミングアップ。負荷(重さ)の軽いハンドグリップをギュっと力を入れて、素早くハンドルを握っていきます。
2.瞬時に離します(※)。

3.2.3を繰り返します。

4.ハンドグリッパーを逆さに握って、同じように握り離しを繰り返します。
5.一段負荷(重さ)のあるものに切り替えて、1~4を繰り返します。

(※)瞬時に離すだけではなく、バネの負荷を耐えながらゆっくり握る、離してもよいです。

 

『ハンドグリップ』のポイント!

・ウオーミングアップに負荷(重さ)の軽いハンドグリップで。
・「素早く」や「ゆっくり」「握る」「離す」を繰り返す。
・負荷調整式ハンドグリップは適度なセッティングで!
・仕事の休憩時間やTV視聴時にもニギニギはできる。

 

◇シャントを発達・成長させるための運動法(その4) 『パワーボールでグルグル法』

軟式テニスボールやビニールボール、ハンドグリップのニギニギは、いつでもどこでもできます。

しかし単調なうえになかなか集中力が途中で途切れてしまうかもしれませんね。

 

そこでそのような単調さや集中力の無さから解放できるのが、パワーボールを使った方法です。『パワーボールでグルグル法』と言います。

「パワーボールは気軽に導入~」・・・とはなかなかいかないのですが、ある程度シャントが発達し・成長したような透析者向けに良いのかなと言えます。

 

『パワーボールでグルグル法』は軟式テニスボールでもハンドグリップでもない。

それはハンドボール。

はじめてみたときの第一印象は、昔流行っていたヨーヨーにも見えます。しかし、パワーボールは手首の筋肉トレーニングになります。遊びの要素を取り入れながら!という点では十分です、飽き飽きしません。

遊び感覚で楽しめるものですが、コツといえばコツがあります。

 

パワーボールの形状ですが、丸いプラスチック(メタルのものも)ケースの中に重量のある野球、公式テニスボールのようなものが入っています。

そのボールには穴がありますので、

1.紐の先端をボールの穴に差し込みます。
2.ボールの溝に沿って、紐(※)を巻き付けます。

3.紐を引っ張り、中のボールを回転させます。
4.穴のあるほうを下に向け、回転に合わせて手首を回します。
5.回転し、その遠心力で負荷が増えてきます。

 

(※)オートスタート機能と呼ばれる紐なしタイプもあります。

手首を回すことで中にあるボールが回転し、暴れるように動き出します。

ただし暴れまわるこのボールをしっかり押さえながら回し続けるのは、実は大変なことです(泣)。

 

繰り返しますが、パワーボールはシャントが発達・成長したような透析者向けということです。

シャントの痛みもなく、ある程度の血管が発達・成長して、透析ができるようになった頃に利用してみたほうが良いです。

 

パワーボールの性質上、手首の動き次第で、簡単に負荷を調節することができます。

当初は、負荷は小さく手首の動きも小さくする。慣れてきたら、負荷を大きくするには手首の動きを遅くすれば良いのです。

 

期待できる効果としては、手首や指、腕の強化が期待できます。

『パワーボール』のポイント!

・遊び感覚で楽しんでください!
・パワーボールは初心者用くらいで
・手首をひねるようにすると回しやすい
・無理に回そうとしない
・ボールを回転させようとしない(力を入れない)
・購入の目安は2,500円以上から(安価なものは音がうるさい)



 

◇まとめにかえて

シャントのある腕側は、「作製してから何か月で未発達・発達過程」「筋力が強い・弱い」といったように個人差があります。

ここで紹介したように、軟式テニスボール⇒ビニールボール⇒ハンドグリップ(軽)・パワーボール、⇒ハンドグリップ(重)といったように段階を追っていけば良いでしょう。

あとは「楽しく」「できる限りシャント運動を継続」していけば良いのです。

 

シャント運動の仕方やその負荷(重さや抵抗)のかけ方は「運動」なのですから、体調も意識しつつ無理はしない!今あるシャントの状況をみることが何より大事です。シャントを傷めるような運動は当然にNGです。

 

医者、運動指導員の方から「どれを使ったらよいか」「どの程度負荷をかけて良いか」などを相談しながら行ってください!

シャント運動はやりやすいのですが、透析者は運動不足と言われていますから、ウオーキングや散歩、体操といった有酸素運動と一緒にセットにして行うとなお効率的です。

 

ほかにも簡単にできるシャント運動、シャント運動に使えるような良い商品などがありましたら、紹介していきたいと思います。