週に3回、1回あたり4〜5時間。透析を受ける患者にとって、治療中の時間は「空白」となりがちです。
もちろんテレビがあったり、スタッフさんや患者さんと雑談したりもできますが、その繰り返しだと飽きが来ますし、気持ちも沈みがちですよね。
私自身、20年以上透析を受けながら会社員として働いていますが、「この時間、もっと有効に使えないか?」と感じることが多々ありました。
そんな時に出会ったのが、Amazonの「Kindle Unlimited」。
最初は半信半疑でしたが、実際に使ってみると、「透析中の時間がちょっと楽しみになる」感覚が生まれたのです。
この記事では、患者としてのリアルな目線から、Kindle Unlimitedの使い心地や口コミ、使い方、さらにはおすすめのタブレット「Amazon Fire HD」「Kindle Paperwhite」についてもご紹介していきます。
Kindle Unlimitedって実際どう?リアルなレビューと体験談
通院しながら本読み放題って実際どう?
透析患者としての私にとって、「Kindle Unlimited」のようなサービスは、まあ夢のような存在でしたね。
週3回の透析、それも1回に4〜5時間。20代後半の頃の最初の数年は、資格勉強もしていましたが、さすがに疲れてきますから、テレビやラジオ、雑誌、新聞となんとなく時間をつぶしていました。けれど、それでもどこか「消耗している」「もったいない感」という感覚がありました。
Kindle Unlimitedを使い始めて感じたのは、「能動的に時間を使っている」という手応え。
無料体験から始めて、雑誌、実用書、小説と、気の向くままに読み進めていけるのが最大の魅力です。
なにより、書店に行かなくてもいい、重たい本を持ち歩かなくてもいい、この利便性が私の生活を大きく変えました。読みたい本を事前にダウンロードしておけば、ネット環境がない透析室でも大丈夫。これは本当に助かりました。(今でも欲しい本あれば、新本・中古本問わずAmazonですかね。)
読書習慣ゼロでもOKだった理由
私はまったくの「読書習慣ゼロ」というわけではありませんでした。
先述しましたが、資格取得のときには分厚い参考書を手にし、マーカーを引きながら学ぶような「紙の本の良さ」も理解しています。雑誌だって読みますし、文字を追うこと自体が嫌いだったわけではありません。
ただ、「継続的に読書を楽しむ」というスタイルからは離れていました。
でもKindle Unlimitedなら、肩ひじ張らずに“つまみ読み”ができる。
合わなければすぐ返却して、また別の本に手を出せばいい。そうした「読書の敷居の低さ」が、私のような多忙な透析患者にはぴったりだったわけです。
透析中でも読みやすいジャンルはこれ!
透析中って意外と集中力が続かないこともありますよね。治療なので、血圧が下っていくだとか、同じ姿勢を維持していられないだとか・・・。
私の場合、治療中に読んで心地よいと感じたのは、エッセイや短編集、雑誌の特集ページなどの「細切れで読める」もの。
ストーリーにどっぷり浸る小説もいいけれど、途中で中断されることも多い透析中には、軽めの読み物がちょうどいいんです。
小説から映画化された邦画は観ますね!
Kindle Unlimitedには、以下のようなジャンルが豊富に揃っています(2025年現在)。
ジャンル | 説明 |
---|---|
エッセイ | 心がほっとする短編が多く、透析中に最適 |
雑誌 | 週刊誌・ファッション誌・趣味系など種類豊富 |
実用書 | 生活の知恵・健康・ライフハックが人気 |
漫画 | 過去の名作や短編集が多く、リフレッシュできる |
ビジネス書 | キャリア志向の人にも◎(読み飛ばしOKな構成が多い) |
月額980円の価値はある?率直な感想
結論から言うと、「かなりコスパは高い!」と感じています。
理由は以下の3つ。
-
透析時間の有効活用
→ただの「我慢時間」から「自己投資の時間」に変わる -
紙の本よりも手軽に試せる
→無駄な出費が減るし、自宅の本棚もスッキリ、病院・クリニックはタブレット持ってくればOK! -
心のケアにもなる
→気分転換・知識吸収・ストレス軽減ができる
どう考えても、本を1〜2冊読めば元が取れる価格設定なのです。月に数回でも活用すれば、十分にお得感はありますね。
Kindle Unlimitedの本当に使える活用法ベスト3
私の体験から「これは使える!」と感じた活用法を3つご紹介します。
-
ダウンロード活用でオフライン読書
→透析室にWi-Fiがなくても安心(自宅にWi-Fiある、楽天モバイルのように容量無制限ならOK) -
事前に「透析用リスト」を作る
→当日の気分に合わせて読めるよう、数冊を常備(過去ベストセラーになった本なんかはアリアリ!) -
端末の「ダークモード」活用
→目に優しく、疲れにくい
こうした工夫を取り入れることで、治療時間がぐっと有意義なものになりますよ。
初心者でも安心!kindle unlimitedの使い方をやさしく解説
登録方法を解説(スマホ・PC両対応)
Kindle Unlimitedの登録は、とても簡単。パソコンやスマートフォンさえあれば、わずか数分で完了します。
私も初めて使ったときは「もっと面倒なのかと思ってた」と拍子抜けするくらいスムーズでした。
Amazonでは通常「30日間の無料体験」を常時実施しているので、まずはそこから試してみるのがベストです。
登録の手順(スマホ・PC共通):
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「30日間の無料体験を始める」ボタンをタップ
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Amazonアカウントにログイン
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支払い方法を選択(クレジット・デビット・ギフト残高)
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登録完了!
これで、すぐに200万冊以上の電子書籍が読み放題になります。
透析日が近い人は、前日や当日の朝に登録しておけば、その日から本を楽しめますよ。
特にAmazonのアプリ「Kindle(キンドル)」は使いやすく、スマホやタブレットに入れておくと、どこでもすぐ読書が始められます。
読みたい本を探す検索のコツ
読み放題といっても、最初は「どこから探せばいいかわからない…」という人も多いと思います。私も最初は「検索しても欲しい本が見つからない」と困ったことがありました。でも、ちょっとしたコツをつかめば、探すのがどんどん楽しくなります。
おすすめの探し方:
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「Kindleストア」から読み放題対象で絞り込む
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評価の高い本やレビュー順でソートする
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「資格名」「趣味」「症状名」などでピンポイント検索
-
「Kindle Unlimited おすすめ ○○(ジャンル)」とGoogle検索
また、Amazon公式が定期的に出している「Kindle Unlimited 人気ランキング」をチェックするのもおすすめです。
透析中に読むときは、集中力の波もあるので、気分に合ったジャンルを事前に数冊選んでおくと安心です。
本のダウンロード方法と注意点
私がKindle Unlimitedを透析中に活用しようと思ったとき、一番心配だったのが「透析室にWi-Fiがないこと」でした(今でもそうなんですけどね)。
でも安心してください。Kindle本は事前に端末にダウンロードしておけば、オフラインでも読むことができるんです。
ダウンロード手順(スマホ・タブレット共通):
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読みたい本のページを開く
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「読み放題で読む」ボタンを押す
-
自動でダウンロードが開始され、端末に保存される
-
読書開始!
ただし注意点として、同時に保存できる冊数は20冊まで。それを超えると、1冊返却しないと新しい本はダウンロードできません(でもこれは逆に言えば、管理がラクになる良い仕組みです)。
透析の前日に自宅で数冊ダウンロードしておけば、当日は快適に読書できます。私の場合は、1冊は小説、1冊はエッセイ、もう1冊は雑誌というように、ジャンルを分けて持っていくことが多いですね。
何冊まで読めるの?上限と管理のコツ
Kindle Unlimitedでは、最大20冊まで端末に保存できます。
この「20冊まで」という制限があるからこそ、読書が「積読(つんどく)」にならず、ちゃんと読む習慣が生まれるという面もあります。
私も最初は「もっと保存できたらいいのに」と思っていましたが、使っていくうちに、この上限はむしろ適切だと感じるようになりました。自分にとって、「必要な本を選ぶ→読み終えたら返却する→次をダウンロードする」というサイクルが、自然とできあがります。
便利な管理術:
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ダウンロード済み本の一覧は「ライブラリ」からすぐ確認可能
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「まだ読んでない本」には付箋やハイライトを使ってメモ書き
-
読み終えたら「この本を返却する」ボタンで返却完了
あと透析中ですが、眠くなって読み進まない本もあります。私は「すぐ読める系」と「じっくり読む系」を交互に持つようにしています。
解約も簡単!やめたくなった時の手順
「無料体験だけ試してみたい」「しばらく忙しくて読めないからやめたい」。そう思ったときも、Kindle Unlimitedの解約はすごく簡単です。
解約の手順:
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Amazonトップページ → アカウントサービス
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「メンバーシップおよび購読」 → Kindle Unlimitedを選択
-
「Kindle Unlimitedの登録を管理」→「メンバーシップを終了する」をクリック
これで解約完了です。解約後も、期間満了日までは使えるので、そこまでに読みたい本をチェックしておくといいですね。
私も何度も解約したことがありますが、再登録もすぐできました。しばらく離れていても、再び読みたいときに戻れるのは安心ですね。
AmazonデバイスでQOL爆上げ!Fire HDとKindle Paperwhiteの違いと選び方
透析中に最適なのはどっち?両方使ってみた感想
私はPCやタブレットの使用歴も長いですが、Fire HDタブレットとKindle Paperwhiteの両方を実際に使ってきました。タブレットはFire HD8型から入っていきました。透析歴20年以上の中で自分なりの読書スタイルを探してきたのです。
正直、どちらにも「良さ」があり、一概にどちらがベストとは言い切れません。ただ、透析中に限って言えば「使い方次第」だと思います。
Amazon Fire HD 10 タブレット – 10インチHD ディスプレイ 32GB ブラック
Fire HDはエンタメ全般に強く、カラーで雑誌や漫画が楽しめるのが魅力です。Prime Videoや音楽も楽しめるので、「今日はしんどくて本を読む気分じゃないな…」という時にも、映画や音で気分転換できます。
New Kindle Paperwhite (16GB) 7インチディスプレイ、色調調節ライト、12週間持続バッテリー、広告なし、ブラック
一方で、Kindle Paperwhiteは読書に特化したデバイス。軽くて、目に優しくて、余計な機能がないので、読書に集中したいときに最高です。
どちらかを選ぶなら、
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「本格的に本を読みたい」→Kindle Paperwhite
-
「漫画・雑誌・動画も楽しみたい」→Fire HD
という感じで、自分の治療スタイルや気分に合わせるのがコツです。
Fire HDでできること|動画・音楽・読書
Amazon Fire HD 10 タブレット – 10インチHD ディスプレイ 32GB ブラック
私がFire HDを使い始めたきっかけは、「透析中の気分転換手段を増やしたかったから」です。具体的にはPCじゃなく、タブレットで雑誌も映画も!って感じです。
Fire HDは非常に高性能になっていて、1万円前後で買えるタブレットとは思えないほどの機能が揃っています。
具体的には以下のような使い方ができます。
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Kindleアプリで電子書籍を読む
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Prime Videoで映画やドラマを視聴
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Prime Musicで音楽を再生(リラックスに最適)
-
YouTubeでお気に入りチャンネルをチェック
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雑誌アプリ(dマガジンや楽天マガジン)も対応
透析中は片手が針で固定されてしまうため、スタンド付きのカバーを併用すれば両手が使えなくても視聴や読書が可能です!
私の場合、透析のはじめくらいは通院までの緊張もあってか、まあ集中力はあまり無いので雑誌でゆったり過ごし、残り時間は映画やドラマを観るというパターンが多いですね。
これにより、「あの時間がまた来たか…」というネガティブな気持ち、多少なりとも軽減されました。
Kindle Paperwhiteの強み|目が疲れない!軽い!
New Kindle Paperwhite (16GB) 7インチディスプレイ、色調調節ライト、12週間持続バッテリー、広告なし、ブラック
「紙の本に近い読み心地」と言われるKindle Paperwhiteは、特に長時間の読書に最適なデバイスです。
目に優しい電子インク(E Ink)を使っていて、ブルーライトが少ないため、画面を長く見ていても疲れにくいのが特長です。
私は昔、資格勉強の際に紙の本を読みすぎて目がかすむようになった経験があります。
でもこのKindle Paperwhiteを使ってみて驚きましたが、明るい照明の中でも、暗い透析室でも、快適に読めるようになりました。
特に気に入っているのは以下の点です。
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重さが200g以下ととにかく軽い
-
数週間持つ長持ちバッテリー
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防水機能がある(入浴中にも読める)
-
書き込みやハイライト機能もあり◎
「紙の本にメモを取りたい」という気持ちがある方でも、Paperwhiteならハイライトやメモ機能があるので、電子でも“書き込み感覚”を得られるのが魅力です。
コスパで選ぶならどっち?価格比較と機能一覧表
どちらを選ぶべきか迷う方のために、価格と機能を比較した一覧表を作成しました(※2025年3月時点)。
機能・性能項目 | Fire HD 10(2023) | Kindle Paperwhite(2023) |
---|---|---|
価格(参考) | 約15,000円前後 | 約17,000円前後 |
画面サイズ | 10.1インチ(カラー) | 6.8インチ(モノクロ) |
重さ | 約420g | 約205g |
バッテリー持ち | 約12時間 | 数週間 |
動画・音楽再生 | 〇 | ✕ |
防水機能 | △(ケース次第) | ◎ |
読書に向いている度 | △ | ◎ |
漫画・雑誌向き | ◎ | △ |
書き込み機能 | △ | ◎ |
コスパ重視ならFire HDでも十分ですが、「本を読む時間」を中心に据えるなら、Kindle Paperwhiteの軽さと読みやすさはかなりの魅力です。
実際に使ってわかった!透析中の使いやすさランキング
透析患者として最も気になるのは、「実際にベッド上でどう使えるか?」という点だと思います。
私の経験上で言えば、使いやすさは以下のとおりです。
1位:Kindle Paperwhite
→軽い・目が疲れない・片手で読める
2位:Fire HD+スタンドケース
→映像も雑誌も楽しめる万能機だが、少し重い
3位:スマホ(iPhone/Android)
→気軽だが画面が小さく、目が疲れやすい
とくに、手の動きが制限される透析中では、軽さと視認性のバランスがとても重要です。
私の場合、Fire HDは「楽しみたい日用」、Paperwhiteは「落ち着いて読みたい日用」として使い分けています。
Kindle Unlimited×プライム会員でできること|エンタメ無限活用術
Prime Readingとの違いと使い分け方
Amazonプライム会員になると、「Prime Reading」というサービスが無料で使えます。
これは「Kindle Unlimitedと何が違うの?」と疑問に思う方もいると思いますが、ラインナップと冊数の自由度が大きく違います。
私も実際に両方を使ってみて、「なるほど、こういう棲み分けなのか」と体感しています。
サービス | Prime Reading | Kindle Unlimited |
---|---|---|
利用料金 | プライム会員に含まれる | 月額980円(初回30日無料) |
対象冊数 | 数百冊 | 約200万冊 |
ジャンル | 有名書籍の一部や特集本 | 小説・ビジネス書・雑誌・漫画まで幅広い |
利用制限 | 同時に10冊まで | 同時に20冊まで |
Amazonプライム | Amazonプライム 無料体験の新規登録はこちらから |
Prime Readingは、あくまでも「プライム会員の特典の一部」という位置づけです。
一方、Kindle Unlimitedは「読書がメインの人向けの本格的なサブスク」と言えます。
私の場合は、Prime Readingで気軽に話題作を試し読みし、気に入ったらKindle Unlimitedで深堀りするという使い方をしています。
両方をうまく使い分けることで、読みたい本の幅がぐっと広がります。
Amazonプライムビデオで透析時間が劇場に!
Kindle Unlimitedの読書も良いのですが、「今日はちょっと疲れたな」「文字を追う気力がないな」という日もありますよね。
そんな時に重宝するのが、Amazonプライムビデオです。
私はFire HDを使って、透析中によく映画やドラマを観ています。音声はBluetoothイヤホンで最小限の音漏れに抑え、部屋の迷惑にもなりません。
プライムビデオでは以下のような作品が人気です。
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海外ドラマの大作シリーズ(字幕・吹替両方あり)
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日本のバラエティ・ドキュメンタリー
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アニメ(子どもから大人まで楽しめる)
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映画の新作・旧作(ジャンル豊富)
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オリジナル番組(Prime限定作品)
透析中、3〜4話のドラマシリーズを続けて観るのが私のお気に入りの過ごし方です。
あっという間に時間が過ぎ、「もう終わり?」と感じるほど快適になります。
Audible(聴く読書)で目が疲れてもOK
本を読みたいけど、目が疲れていて集中できない…。そんなときには、Amazonのもう一つのサービスAudible(オーディブル)が本当におすすめです。
これは「耳で聞く読書」。プロのナレーターや俳優が本を朗読してくれるので、目を閉じていてもストーリーを楽しめます。
私も夜の透析中や、疲れた日にはAudibleを活用しています。目を休ませながらも物語に浸れるのは、体調に波のある透析患者にとって非常にありがたいです。
Audibleで聴けるジャンルは幅広く、以下のようなものがあります。
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小説(ミステリー・恋愛・歴史)
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ビジネス書・自己啓発本
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英語学習コンテンツ
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脳科学や心理学などの教養系
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落語・講談・ポッドキャスト
12万冊以上が聴き放題対象。プライム会員割引や無料体験もあるので、まずは試してみると良いです(2025年現在)。
プライムミュージックでリラックス空間に
治療中、緊張しやすい体質の私にとって、「音楽」は心を落ち着ける大事な要素です。そこで活躍しているのが、v(プライムミュージック)。
こちらもプライム会員の特典で、約1億曲が聴き放題という破格のサービスです。最近では、AIによる自動プレイリスト機能も強化され、自分好みの音楽がどんどん表示されるようになりました。
おすすめジャンルは、
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ヒーリング・ピアノミュージック
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90年代〜2000年代の懐かしポップス
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ジャズ・クラシック・ボサノバ
-
癒しの自然音やASMR
透析中にリラックスできる環境を作るだけで、体の緊張が少しずつほぐれてくるのを感じます。
Fire HDとBluetoothイヤホンを使えば、音楽の世界にどっぷり浸れますよ。
組み合わせ次第でQOLが激変する理由
これまで紹介したように、Kindle Unlimited+Amazonプライムの組み合わせは、まさに“透析時間の革命”です。
ここで、Amazonプライムに付随するサービスについて、簡単にまとめておきますね。
Prime Video
映画・ドラマ・アニメ等の動画コンテンツが見放題(2025年4月からは広告付き配信開始、月額390円で広告非表示オプションあり)
Prime Music
200万曲以上の楽曲が聴き放題
Prime Reading
雑誌や漫画を含む1,000冊以上の電子書籍が読み放題
Prime Gaming
ゲーム内アイテムやTwitch特典が利用可能
Amazon Photos
無制限の写真保存が可能
これらは月額600円(年払いなら月額換算491円)のプライム会費に包含されています。
ただし、Kindle UnlimitedやAudibleは別途有料の独立サービスです!
これらを気分や体調に合わせて切り替えるだけで、透析中の時間が「受け身の時間」から「自分で選ぶ時間」へと変わっていきます。
私自身、以前は「耐えるしかない」と思っていた透析時間が、今では「自分のための豊かな時間」に変わっています。
それが生活全体のQOL向上にもつながっているのを、日々実感しています。
読書は最高の自己投資!透析生活に読書を取り入れるコツ
治療に前向きになるきっかけをくれた1冊
私が透析を始めた当初は、正直なところ、何とか受け入れはできていたのですが「どう過ごそうか」という気持ちが強く、未来に希望を持つのが難しい日々でした。
そんな時、ある1冊のエッセイと出会いました。Kindle Unlimitedの中で偶然見つけたその本は、病気と向き合いながらも前を向いて生きている人の実話でした。
その文章の中で、「病気は奪うけれど、それでも人は何かを得られる」という言葉が心に残りました。
それを読んだ瞬間、透析で失ったと思っていた時間に、「価値」が戻ってきた気がしたんです。
読書には、不思議な力があります。
気分が落ちている時も、どこかで「自分だけじゃない」と思えることで、少しだけ心が軽くなる。
それが、次の日も病院に行くための「小さな原動力」になりました。
透析中に読む本は、人生観や価値観を少しずつ整えてくれる存在です。
Kindle Unlimitedには、エッセイや闘病記、心のケアに関する書籍が豊富にあり、自分にとっての「心の処方箋」がきっと見つかります。
透析中に読んでよかったジャンル別おすすめ
透析中の読書は、長時間座ったままで集中力も限られてくるので、その時々の気分に合ったジャンル選びが大切です。
私が実際に読んで「これは良かった!」と感じたジャンルと理由を、以下にまとめてみました。
ジャンル | おすすめ理由 |
---|---|
エッセイ・随筆 | 気軽に読めて共感できる。気持ちが穏やかになる。 |
短編小説 | 透析中に読み切れる長さで、満足感あり。 |
雑誌 | カラフルな写真や流行が気分転換になる。 |
ビジネス書 | 仕事へのモチベーションが高まる。自分の未来に投資できる感覚。 |
健康・栄養本 | 自分の体と向き合う意識が自然と芽生える。 |
ジャンルはあえて固定せず、日によってジャンルを変えるのがポイントです。
しんどい日はエッセイ、気合を入れたい日はビジネス書、のんびりしたい日は雑誌、そんな風に選んでいます。
気分が落ち込んだときに読みたい本
透析生活の中では、どうしても気分が落ちる日があります。
「もうこんな生活いつまで続くんだろう」とか、「また針を刺されるのか…」という重たい気持ちに押し潰されそうになることもあります。
そんな時に、Kindle Unlimitedで読んだ“笑える本”や“前向きな気持ちになれる本”が、何度も私を救ってくれました。
例えば、お笑い芸人のエッセイや、失敗談が満載の自己啓発本など、「深く考えずにクスッと笑える」本は、特におすすめです。
また、「他の人の生き方にふれる本」も良いです。
自分とは違う人生を歩んできた人たちの物語を読むと、不思議と「今の自分の状況も悪くないな」と思えてくることがあるからです。
読むだけで、気分がすーっと軽くなる本がある。
そのことを知っているだけで、透析中の「心のゆとり」が変わります。
読書ログをつけてモチベUP!サービス・アプリ紹介
透析時間を「積み上げる時間」にするために、読書ログ(読んだ本の記録)として残すのです。
血圧を記録のと同様で、記録をつけることで、「自分は今日も成長した」と感じられ、モチベーションの維持にもつながります。
使っているサービス・アプリ等はこちら。
-
読書メーター:読んだ本の感想を簡単に投稿できて、他の人と交流も可能。読書仲間ができると励みになります。
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Kindleアプリ内のメモ機能:ハイライトした文章をクラウドで管理でき、後から見返すと知識が定着します。
読書ログを取るようになってからは、「透析=無駄な時間」ではなく、「人生の中の学びの時間」に変わっていきました。
それが目に見える形で残るのが、自己肯定感につながっています。
未来の自分のために…本と共に歩む透析ライフ
透析は、決してラクな治療ではありません。でも、そこに読書という「心の支え」があるだけで、人生の色合いが変わります。
本はいつでも、どこでも、誰にでも寄り添ってくれる存在です。
ましてやKindle Unlimitedのように、月額980円で200万冊の本と出会える時代。これを使わない手はないと、本気で思っています。
私は、これからも透析ライフの中で「読書という武器」を使い続けていきたい。
心が沈みそうな日も、本を開くことで、少しずつ前を向ける。そんな習慣を、同じ透析患者の皆さんにも持ってもらえたらと思っています。
まとめ|透析中の時間は、変えられる。
透析治療は、身体的にも精神的にも大きな負担がかかるものです。
特に治療中の4〜5時間という時間は、時に「ただ耐えるだけの時間」に感じてしまいがちです。
しかし私は、Kindle Unlimitedを使い始めてから、この時間が「自分と向き合う豊かな時間」へと変わりました。
月額980円で、200万冊以上の本に触れられる環境。
さらにAmazonプライムと組み合わせれば、映画・音楽・音声読書まで、あらゆるエンタメが手に入ります。
Fire HDやKindle Paperwhiteといった端末を使えば、透析中の姿勢や手の制限にも柔軟に対応でき、快適に過ごすことができます。
読書は、自己投資です。
資格取得に向けての勉強にも、心のリフレッシュにも、何より「自分自身を大切にする時間」として、透析中の読書はとても価値があります。
「何もしない」から「自分の未来のために読む」へ。今日の透析時間が、少しだけ楽しみになるように!